お芝居


友人のお芝居を見に行ってきました。少し前に\8000払ってプロの演劇を観にいったのですが、今回のほうが得たものは大きかったです。感じた事は演劇は観るものではなくて、するものだなぁっていうことです。
手の届かない誰かが金メダルをとることより、身近な友人が一生懸命に何かにとりくんでいることのほうが、何より励みになります。
演劇に興味があるという人は僕の周りにも少なくありません。それでもお金を払って見にいく人は少なく、やってみようという人はさらに少ない。「考えること」と「行動すること」には天と地ほどの開きがあります。一歩を踏み出した友人にエールを送りたいと思います。
さて、今回の演出家(?)・山の手事情社の安田さん、ならびに友人のお話で、心に残ったことをいくつか。
「演劇に触れることは、教養にふれることである。そして、教養は人生を豊かにするものである。」
演劇をすることにより普段は考えないようなことを考える機会が増えます。・・らしく演じるためには?。まず、自分の普段の何気ない行動を考える。人の行動も気にかけるようになる。さらに、行動は独立して存在するものではなく社会、文化、人との関係性によって規定されるものです。演じるためには、そういった様々な要素を考える必要があります。演劇をすることは自分を見つめ、世界を見つめることだということを教えてもらいました。今回、僕はこのことを説明されて知りました。知っただけです。舞台にあがることによって初めて体感できるのだと思います。
結論・・行ってよかったです。どうもありがとう!